世渡りと生きがい  NO16〜NO20
                
                目次 D
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****** 世渡りと生きがい〔素読の行)VOL16*********
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1)はじめに
2)漢文読み下し文
3)漢文簡訳
4)漢文
5)司馬遷の教え
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1)はじめに
  中国の歴史著述に一段と輝く:史記を遺した司馬遷は今から2100年前この大書
  を完成させた。 この著述の影には太史令としての正義感が禍を招き、宮刑を受け
  男根を切り取られ、その恥ずかしめ、苦渋を噛み締め、史記を完成させた。

2)漢文読み下し文(古典孟子)

    天の将(まさ)に大任(たいにん)を是の人に降(くださ)さんとするや、

    必ず先(ま)ずその心志(しんし)を苦しめ

    その筋骨(きんこつ)を労し、

    其の体膚(たいふ)を餓(う)えさせ、

    其の身を空乏(くうぼう)にし

     行う其の為(な)さんとする所を払乱(ふつらん)す。

   空乏ー貧乏、とぼしいこと  払乱ーもどりみだれる。くいちがう。

(3)漢文簡約

     天がこの人に世の中に役立つ大仕事をさせようとする時、

  必ず先に心身を苦しめ、餓えさせ、

     貧乏にし、大きな試練を与えること。


(4)漢  文(孟子)

     天将降 大任於是人也、

     必先苦其心志、

      労其筋骨、

      餓其体膚、

      空乏其身、

      行払乱其所為

(5)司馬遷の教え
  司馬遷(紀元前145年〜86年?)父司馬談を継ぎ、歴史を記述する
  太史令。友人李陵を弁護したことで武帝の逆鱗に触れ、死刑となる。
  だが生殖器を切断される宮刑を選び、生き延びて、父の遺言約束、
  中国の歴史書、史記を完成させる。

  この司馬遷のこの宮刑こそ「天将降大任於其人也」「必先苦其心志」
  天は試練を与えたのであろう。若年時から父の方針で太史令を継が
  せるため中国諸地方を外遊し遺跡、陵墓、歴史調査を探索している。

  死刑になったとき、このまま死ぬわけにはいかない、生き恥を晒して
  でも生き延びて個人の志、父の遺命、中国の歴史を完成させる使命
  感が宮刑を選択したのであろう。
  
  個の悩みを史記を完成させる国全体の目標を達成するため生き抜く
  決断をしたのである。我々も個人が壁にぶつかり、悩み苦しむとき
  個人の目標、志が社会に役立つ、社会全体を動かす目標に通じて
  いれば、個人の苦を全体から、俯瞰して冷静に見られるようになり
  其の壁を乗り越えることが出来るのではないだろうか。
  

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****** 世渡りと生きがい〔素読の行)VOL17**********
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1)はじめに
2)漢文読み下し文
3)漢文簡訳
4)漢文
5)司馬遷の教え
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(1)はじめに
    司馬遷は史記の中で孔子のことを
   「累々(るいるい)として 喪家(そうか)の狗(いぬ)の如し」
       憂い心配が重なりと飼い主を喪(うしなった )犬のような哀れな姿
     と表現している。
   宮刑を受けた司馬遷の観方は、男でなく、女でもない中性の観方をして
   おり、何事にも真実をえぐり出す厳しい考えを持っている。
   現代でも精神的に中性となっている人のアイデイアは多くの人を魅了して
   いる、フアション界において国際的一流デザイナーは中性の人が大活躍し
 ている。

(2)漢文読み下し文
     公その一を知りて未だその二を知らず。

    それ籌策(ちゅうさく)を帷帳(いちょう)のうちに運(めぐ)らし、

    勝ちを千里の外に決するは、吾 子房に 如(し)かず、


        籌策:はかりごと、計画    帷帳:作戦計画する所

    貴公たちは表面をみて 、 その奥を察する事ができていない。
      策略を帷帳のなかで決定し、その勝ちの結果を
   千里の遠い所に 決するその実力は吾(自分)は 子房には及ばない。

(4)漢文

     公知其一、未知其二。

     夫運籌策帷帳之中。

     決勝於千里外、

      吾不如子房。

(5)司馬遷の教え
     上記の言葉は史記の高祖本紀、劉邦が部下に項羽が敗れて吾が天下を
  執った理由は何か、と意見を求めたあと高祖が言った言葉である。
 
    策謀には子房、国家を鎮める力は蕭何(しょうか)、百万の群を率い
  攻めれば必ず勝つ実績は韓信、この三者は人傑なり、 自分はこの人傑を
  良く用うたが、項羽は優秀な笵増がおったが用うる事が出来なかったことが
    吾が天下を取った理由である。

私たちは日々生活、仕事と表面上忙しい毎日を過ごしているが生活、仕事上
において志、計画の根底に社会に貢献する、社会を動かす理念を持つ必要
がある。 家庭内、会社内だけの良策を其の枠を突き抜けた未来社会に貢献
する考え、行動をし次世代に遺す実績をひとつでもつくる気概を持てと司馬遷
が訴えているように思う。
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****** 世渡りと生きがい〔素読の行)VOL18**********
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1)はじめに
2)漢文読み下し文
3)漢文簡訳
4)漢文
5)漢文補足
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 (1)はじめに
    父親がある会社を停年を迎えて、半年を過ぎた頃ふと気が付いたことは、
    白髪が一気に増えたことを覚えている。 日々の仕事への意欲、目標を無
  くした時から身体の老への著しい変化が見えてきたように思えた。
    周囲の人達を見ても55歳〜60歳を過ぎた頃から急に変化が見られる
  ように思うが中にはその頃から若返るタイプの人が稀にいることがある。

 (2)古典漢文 読み下し
    孟子(公孫丑「こうそんちゅう」篇)
    
   夫(それ)志(こころざし)は気の帥(すい)なり。

     気は体の充(じゅう)なり。

   それ志 至(いた)れば、気はこれに 次(つ)ぐ。

   故(ゆえ)に曰く、その志を持して その気を暴(あば)くなかれ。

      既(すで)に 志(こころざし)至れば気これに次ぐ。

      その志を持(じ)して、その気を暴くなかれ と言うは何ぞや。

      曰く志 壱(いち)なれば気を動かし、気壱なれば志を動かせばなり。

      今それ蹶(つまず)く者が趨(はし)るは これ気なり。

      而(しこう)うして反(かえ)ってその心を動かす。

 (3)古典簡約

      確固たる目的、意志は、 気を従えている。
      志は気を動かし、 気は身体を動かす。
      精神がしっかりしていれば体は元気も出てくる。
      志を持てば 気はこれに従う。
      「その 志を持してその 気を 暴くなかれ」とは 何ですか。
      志を集中して気を動かし、気 が 集中すれば、反対に志を動かすこと
      もある。 例えば つまずいてよろけて、前のめりになって前に歩くは
      気が志(意志)を動かしているのだ。

(4)古典漢文

   夫志、気之帥也。

        気、体之充也。

        夫志至 焉、

        気次焉。

        故曰、 持其志、 無暴其気 。

        既曰 、志至焉、 気次焉、

        又曰、 持其志、    無暴其気者、何也。

        曰、志壱則動気、気壱則動志也。

        今夫蹶者趨者、是気也。

        而反動其心。


   (4)漢文補足

       四書には 論語、孟子、中庸、大学
       人間の本性は善であると性善説を説いた孟子(前372~前289年)
       孟子の言行を記したもの、書名もー孟子

      素読とは 読み下し文(2)を10回から20回程読み、(3)の
      漢文だけを見ながら、読み下し文を声を出して読むことである、
      この方法により頭脳に浸透させ、刻印していく。
   読み下し文を暗記する努力をすることは顕在意識を使い、知識と
      なってしまうので、ただ大きな声で素読することが重要となる。
      (暗記とは顕在意識へ刻印する方法、素読は潜在意識に刻印する方法)
      ただ、読み下し文を10回から20回読めば、漢文を手で指さして
   口から読み下し文が出てくるのである。 出てこなければ もう一度
   読み下し文を見て、素読していくことにより自然と口より言葉が出て
   くる。 漢文は英語と同じで 主語、動詞、目的語の順番に配置されて
      いる。 従い慣れるまでは指を指し、素読してみよう。

      漢文を読むとき、漢字の読み少し説明しょう。

       夫−それ
    也− なり
        而うしてーしこウシテ
        是−これ
        焉−これ
        則−すなわチ

        何也−何ぞや
        既−すでニ

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****** 世渡りと生きがい〔素読の行)VOL19**********
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1)はじめに
2)漢文読み下し文
3)古典漢文
4)陰陽思考法
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(1)はじめに
   オリンピック柔道無差別級の篠原選手が審判誤審により敗退し銀メダルに
 終わった。この問題は柔道を実体験し、実技で究めた選手が審判になってい
 るものであれば、あの技を1本と判断できたであろう。  しかし審判員には
 技術は未熟でも審判の検定にパスしたものがオリンピックの審判員になって
 いることで形だけの審判に終始した結果、技を見抜けなかったのである。 
  このことを元世界柔道選手権チャンピオン、今格闘家の小川直也選手が語っ
 て いた。

  日本の国技の 柔道も世界では 剛道に変わりつつあるように思う。技でなく
 力まかせの技こそ1本になり、相手の力を利用して投げる技は、外から見て
 勝ち負けが判断しにくい、投げられた選手は1本取られて負けたと思ったこと
 であろう。


(2)漢文読み下し文

    l.柔(じゅう) 能(よ)く剛(ごう)を制し 、

   弱(じゃく)能(よ)く強(きょう)を制する。

      柔者は徳なり、剛者は賊なり。

 

  2. 能く柔にして、能く剛なれば、

    其の国 弥(いよいよ)光り、

    能く弱にして、能く強なれば、

    其の国 弥(いよいよ)彰(あら)われ。

    純(もっぱ)ら柔にして、純(もっぱ)ら弱なれば

       其の国 必ず削(けず)られる。

       純(もっぱ)ら剛にして、純(もっぱ)ら強なれば、
   
    其の国 必ず亡(ほろ)ぶ。


  (3)古典漢文
   
   1.  柔能制剛、弱能制強。

          柔者徳也、剛者賊也。   (三略 )

   
   2. 能柔能剛、 其国弥光。

          能弱能強、 其国弥 彰。

          純柔純弱、 其国必削。

          純剛純強、 其国必亡。 (三略)

 「六韜」(りくとう)−兵法の書、呂尚(りょしょう)太公望の著と伝えれる。
 「三略」(さんりゃく)ー兵法の書、黄石公の著と伝えられる。


(4)陰 陽 思考法ー柔と剛

         柔は陰  、剛は陽

         弱は陰      強は陽

   1  は 簡訳として
          柔はしばしば剛に勝ち、 弱しばしば強をおさえる。

        2 は 始の語 は表面上、外面から見て   柔、弱、柔、剛
               後の語 は 裏面、 内面からみると 剛、強、弱、強

         簡訳として
               表面上 柔に見えて、内面は剛の国はますます栄えて、
               表面上 弱に見えて、内面は強の国は力を発揮して

               表面上 柔にして 、内面の弱 の国はいじめられ、
               表面上 剛にして、 内面の強の国は滅びていく。

     国において外交に柔軟に対処して、内政は剛、軍備も剛の国は栄え、
     外交を剛にして、一歩も引かぬ押し一つ、内政も剛にして、軍備も剛
  省みることができない国は自滅していく。
   
 これは国について言っているが、人、物についても同じことを記すこと
    ができる。

  建物、橋梁でも日本のように地震の多い国では、高い建物、長い橋梁では
 風が強い日には前後、左右、又上下に柔構造にできていて揺れている。
  が芯は剛構造にできているため、耐震構造になっている。

  人間においても強い、豪放磊落に思われる人が自ら命を絶つ人、病で若死に
 したりする、外見上、剛にして、内面も強の人は弱みを見せることができず、
  身体を 痛めてつけているのである。  国において剛にして強なる国は 国民を
 痛めつけているのである。

   スポーツにおいては 真の強い選手、秀でた選手は表面上、柔軟な、明るい
 人が多い。 表面を柔にして、選手として戦う時剛となり、その差が大きい
 選手はスーパーヒーローになっている。

  格闘家の選手で、選手として剛にして、私生活を見ても強になっている人は
  チャンピオンになっても、短命に 終わっている。
  陰(裏)と陽(表)の差がない人は自滅して、 陰陽差が大なる人はますます
 光り輝き魅力を増すのである。          
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1)はじめに
2)漢文読み下し文
3)古典漢文
4)陰陽思考法
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(1)はじめに
    孔孟思想といえば、孔子と孟子の教えとなるが孔子から直接、孟子は教え
  を受けていない。孔子ー曾子ー子思ーー孟子と伝わっている。
  孔子の時代より200年後である、孟子は仁義礼智を説いている。

(2)漢文読み下し文

   1.孟子(もうし)曰(いわ)く、人は恒(つね)の言(げん) 有(あ)り。

        皆(みな)天下国家(てんか、こっか)という。

        天下の本(もと)は 国に在(あ)り。 国の本(もと)は 家に在(あ)り。

        家の本(もと)は 身(み)に在(あ)り。

  簡約: 古典大学を短く解いた言葉である。 
    皆国のため、国家のためというが、国の元は家庭にあり、
    家庭の元はわが身にある。 国を思うならばわが身を修める
    ことが肝心である。 
  
 2.自(みずか)ら暴(ぼう)する者(もの)は、

   与{とも}に言{い}う有{あ}るべからざる也{なり}。

      自ら棄(す)つる者は、与(とも)に為{な}す有るべからざる也。

      言(げん)、礼儀{れいぎ}を 非(そし)る、

      之(これ)を自暴(じぼう)と謂(い)う。

      吾が身、仁に居(お)り義によること能(あた)わざる、

       之(これ)を 自棄(じき)と 謂{い}う。

      仁は人の安宅{あんたく}なり。 義は人の正路{せいろ} なり。

      安宅{あんたく}は曠{むな}しくして居{お}らず。

    正路(せいろ)を舎(す)てて由{よ}らず。
   
    哀(かな)しい哉(かな)
 
簡約: 自分を害する人とは共に話し合うことはできない。
   わが身を捨てる人とは共に行動することはできない。
   仁は人の安らかになる家である、義は人の正しい道である。 
   その道を通らないことは哀しむべきことである。

 3.孟子{もうし}曰く、道は爾(ちか)くに 在り。

    而(しか)るに 諸(こ)れを遠きに求む。

       事は易{やす}きに在{あ}り。

    而(しか)るに諸(こ)れを難(かた)きに求む。

       人は人をその親を親として、

   その長{ちょう}を長{ちょう}とすれば、天下{てんか}平らかなり。
 
 簡約: 人の道は日々の生活のなかにある、が人は難しいことを求めている。
   この世は、親を敬い、長を尊敬することが世の中を安定させる道である。


(3)古典漢文(孟子、離婁篇−りろうへん)

    1. 孟子曰、人有恒言。皆曰天下国家。

     天下之本在国。国之本在家。家之本在身。


     2. 孟子曰、自暴者不可与有言也。

        自棄者不可与有為也。

     言非礼義、謂之自暴也。

        吾身不能居仁由義、   謂之自棄也。

        仁人之安宅也。 義人之正路也。

        曠安宅而弗居。 舎正路而不由。哀哉


     3. 孟子曰、道在爾。而求諸遠。

        事在易。 而求諸難。

        人人親其親。 長其長、而天下平。

(4)陰陽思考法−素読の意義

   素読とは漢文を見て、(2)の読み下し文が口より発声することをいいます。
 (2)の読み下し文を10回から20回声を出して朗読することにより、
  古典漢文を見ることにより自然と口より読み下し文が出てくるようにするこ
  とです。

  (2)読み下し文を暗記する努力はお勧めしません。なぜなら知識になって
    しまうからです。 知識になってしまっては今までの顕在教育と同じです。
    只、只(2)の文章を声を出して朗読するのです。 そして漢文だけを見て
  素読するのです。

    漢文を必ず見て素読する、聴覚、触覚、視覚、口舌(味覚)、嗅覚の五感
  を刺激して、この漢文を潜在意識に刻印していきます。
    潜在意識に何回も刻印することにより 潜在意識と言う土壌に種が植えられ
  ます、其の芽が育成されます、必要と思われる時には大きな稲となって五感
    から表現されるようになります。 そのときからこれらの漢文の内容が体得
    され、自分自身に、社会に役立つ実力、人格を創り出します。

    読み下し文を暗唱できるようになることは顕在意識に刻印されたことです。
    潜在意識に到達しません。これは素読の方法としては望ましくありません。
    漢文を見れば、口から読み下し文が自然と出てくるが見ないと口から出てこ
  ない状態がよい方法です。

   暗記すると即言葉になって知識が増し表面だけで行動面には表現されません
    意識的覚える努力は不要です、只、只 繰り返し素読するすることです。

    現今、求められる人材は、知識と行動が一致した人間です。そのような人材
 を育成するためには潜在意識に刻印してから顕在意識が知る必要がありす。

    親を見下す、長を馬鹿にする態度は豊富な知識がさせています。 他人を批判
    し過ぎると我が身に及んで自分の能力を鈍らせます。 人間の頭脳はそのよう 
  にできています。
    従い、西洋的表面教育、知識教育をやめて潜在教育である素読を行うことが
    今求められています。

    最近、英語の教育に「音読」が 流行り始めてきました。これは意味の解らない
  英語の発音を何回も聞き、自らも発音していくのです。 100回も発音するこ

  とにより、会話が自然と口から出てくるのです。 全く素読そのままです。
  英単語、文章をいくら暗記しても自然と口から出てくる英会話はできません。
   覚えずに何回も声を出して発音するのです
    覚える、暗記することは顕在意識に知識となり、実践には反映されません。

    何回も発音、素読することは、考えずに口より言葉が出てきます、英会話も
    古典漢文も口から自然と出てきます。 そのようになってこそ体得したことに
    になります。
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