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        禅マインド磨錬

イメージ数息観

  簡説:目を閉じて、呼吸に合わせて数を逆に数える。

詳説: 椅子に座る、正座する、お尻に座布団で少し高くしたあぐら姿勢。
  
呼吸を数えるのに逆にイメージで数えて行く方法をとります。
  
目を閉じ、姿勢を正して普通の呼吸をします。
  
十から一までイメージで描いて数えて行きます。
  
最初の呼吸を吐くときに十を瞼の裏にイメージで書いていきます。
  
1回呼吸をする。(此のときは何もしない)
  
次の呼吸において吐くとき九を瞼の裏にイメージで書いていきます。
  
1回呼吸をする。
  
次ぎの呼吸において吐くとき八を瞼の裏にイメージで書く。
  
同じようにして 七、六、五、四、三、二、一、と書いて行きます。

  
一つおきに数字を書いて行きますから20回呼吸しながら十から一迄数えて
  
行きます。
  
慣れてくれば大部分の人は一迄数える5分ぐらいでアルフアー波が出るよう
  
になります。
  
より精神的安定を求める人は数える間を2呼吸にして、30回の呼吸で十を
  
数えるようにしてください。



 
〇 イメージ数息観 の 効果
   
呼吸に合わせて数のイメージを描くと数回のうちに安定した脳波が
   
出てきます。普通生活しているときには20~40ヘルツのベーター波
   
ストレスを感じている時に出しています。此のイメージ数息観を行うと
   
8~13ヘルツのアルフアー脳波となります。

  
ストレスを解放し、心身の癒しにつながります。 時間が無いときは十か
  
ら一まで行うのでなく五から一まで行うようにして一日に2回以上行い
   
心の健康を心掛けてみてください。
   
身体の運動が必要のように心の運動が此のイメージ数息観です。
   
此の数字のイメージを描くときは鼻を少し動かし数字を書くようにして
   
イメージすればうまくできます。
 
此の精神的練習は生活習慣病(糖尿病、高血圧など)を軽減するのに非常
 
に役立ちます。生活上においてイライラすることが心身を蝕んでいます。
 
心身の苛立ちが心身の美容、健康に悪い影響を与えています。


イメージ数息観の効果2
 
この呼吸を数える精神的リラックス法を行うと寝入る時間が短くなります。
 
もし30分以上かかっていた人は慣れてくると3分以内で入眠するように
 
なってきます。 実際の年令より老けて見られる人の多くは即寝られない
 
人であり、不眠症気味の人に見受けられます。
 
早く寝付けない原因の一つに寝る前にいろいろ昼間起こったことを思い出
 
したりいろいろ雑念が浮かぶことが多いようです。
 
その雑念、思いを入眠前に考えていることが寝ても無意識に入り込んで
 
熟睡を妨げます。  イメージ数息観を行なうことは仮の睡眠前と同じ状態
 
となり仮の睡眠を体験しますので真の睡眠のときは浮かばなくなり即入眠

するようになります。 従いイメージ数息観を1回3分~5分ぐらいで行い
 
何回も行う方が良い効果が表れます。



 ○コップを2本指で持つ。(左右両手)
  
水を飲むコップを用意します、コップに8分目の水を入れ肘を伸ばして
  
右手で持ちます。
  

始め右手の親指と人差し指にてコップを持ち、次に親指と中指
   
で持つように持ち替えていきます。 続いて親指と薬指に持ち替えて、
   
親指と小指に持ち替え移行していきます。すべて右手だけで行います。
   
再度親指と薬指に持ち替え、親指と中指、親指と人差し指と移行します。
   
五秒間隔で上から下へ、下から上へと指を移行していきます。

コップの水を満杯に入れてやると難しくなっていきます。
   
集中力が必要です。左手でも挑戦してください。左右両手同時に行う
    方法もあります。


  〇 風鈴をイメージします。

その風鈴を振って鳴る音を創造し聞く。
 
目を閉じて、風鈴をを思い浮かべます。 しばらく風鈴を眺めています。
 
風鈴はどんな形をしているか、どんな色、どんな絵が彫られているか
 
風鈴をじっとイメージして眺めます。
 
次に風が吹いてきて揺れています、音がなります。
 
風鈴の音をイメージして、本当に耳から聞こえて来るように想像して
 
その音を聞きます。
 
チリリン、チリン、 リリン、リン その音をじっと聞き集中します。

 風が止み、音も止み、風鈴だけが静かに揺らいでいます。
 
その風鈴をじっとイメージします。
 
くつろいでいる時以外にも、電車の座席で、食事の後、どんな場所、騒音の
 
のある場でも一瞬の間を活用してこのイメージを実行することにより心身
 
の癒しの一助となります。
 
3分ほどの間を活用して何回も行うことです。 長い時間行うことより回数を
 
重ねることです。


  〇レモンをイメージで食べてみる。
 
今目の前にレモンが半分に切ってあります。そのレモンの半分を噛って
 
みよう。  右手でレモンを持って口に..... レモンを噛る、 どんな味が
 
するだろうか、想像してみてください。  酸っぱい味が口一杯に拡がり
 
顔でその酸っぱい味を表現することができるだろうか。
 
この酸っぱさがイメージで想像できない場合は実際にレモンを噛って

その酸っぱさを体感してみてください。

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